運動するがん患者は死亡リスクが減る

私たちのこれまでの活動で、がん治療としての運動を研究している、オーストラリアのエディス・コーワン大学(Edith Cowan University)のロブ・ニュートン(Rob Newton)教授から、さまざまな情報をいただきました。

Exercise & Cancer | How Targeted Exercise Can Help Fight Cancer

上の動画は、ニュートン教授から掲載許可をいただいた動画です。多くのエビデンスがすでにある乳がんはもちろん、前立腺がんなど他のがんの例も含まれています。

運動で抗がん剤の副作用も減る

 

抗がん剤治療中と思われるがんサバイバーが結構ハードな筋トレをしていて、驚かれるかもしれません。運動している様子はまったくがんサバイバーに見えません。抗がん剤治療中から運動を行うことで副作用が軽くなることや、その後の回復に貢献することがわかっています。動画には、骨転移した人の数値が改善している様子も映っています。
さらに、何万人もの調査により「運動するがんサバイバーは、がんで死亡する可能性が低くなることがわかっているとニュートン教授は話しています

※エディス・コーワン大学(Edith Cowan University)のロブ・ニュートン(Rob Newton)教授より許諾を得て動画を掲載しています。

 

教えていただいた情報の1つ、上記の動画に登場するのは、乳がんの女性です。「トライアスロンは素晴らしいスポーツだけど、乳がんに罹患したとき、エクササイズ(トライアスロン)が私の命を救ってくれるとは思わなかった」と彼女は話しています。